ヨーロッパ覇権以前 : もうひとつの世界システム
著者
書誌事項
ヨーロッパ覇権以前 : もうひとつの世界システム
岩波書店, 2001.11
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Before European hegemony : the world system A.D. 1250-1350
- タイトル読み
-
ヨーロッパ ハケン イゼン : モウ ヒトツ ノ セカイ システム
大学図書館所蔵 件 / 全253件
-
上209.4/A14/1101044472,
下209.4||A14||21040753, 下209.4||A14||21044472,1045137,1045138 -
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著(Oxford University Press, New York, 1989)の全訳
その他の訳者: 斯波義信, 高山博, 三浦徹
参考文献: 下巻巻末p17-74
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784000023931
内容説明
近代成立のはるか前、ヨーロッパから中東、中国に至るユーラシアの陸海は、すでにひとつの世界システムをつくりあげていた。豊かな視野で構想された新しい「全体史」、待望の邦訳。
目次
- 序論(システム形成への問い)
- 第1部 ヨーロッパ・サブシステム(古き帝国からの出現;シャンパーニュ大市の諸都市;ブリュージュとヘント—フランドルの商工業都市;ジェノヴァとヴェネツィアの海洋商人たち)
- 第2部 中東心臓部(東洋への三つのルート;モンゴルと北方の道;シンドバードの道—バグダードとペルシア湾)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784000023948
内容説明
多様な文化・経済システムの共存と協力によって成立した13世紀世界システムは、ユーラシアにかつてない繁栄をもたらした。このシステムは、なぜ近代世界システムに取って代わられたのか。覇権力を前提としない世界システムを構築することは可能なのか。著者アブー=ルゴドによる、歴史からのはるかな問いかけは、私たちが生きる現代世界をも照射する。「西洋中心史観」をくつがえし、広い視野と豊かな筆致で新たな世界史像を描きだす。全体史の新しい到達点。
目次
- 第2部 中東心臓部(承前)(マムルーク朝政権下のカイロの独占)
- 第3部 アジア(インド洋システム—その3つの部分;インド亜大陸—すべての地に通じる道;海峡と瀬戸;絹の中国)
- 結論(13世紀世界システムの再構成)
「BOOKデータベース」 より