間文化の言語態
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書誌事項
間文化の言語態
(シリーズ言語態, 6)
東京大学出版会, 2002.2
- タイトル別名
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Interculturality
- タイトル読み
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ハザマブンカ ノ ゲンゴタイ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
人間の言語活動が相互の翻訳、干渉、衝突によって変容し、複合や世界化をとおして、文化と文化のはざまで、どのように新しい実践の様態を組み立てていくのか、言語実践の間文化的な力動を問う。
目次
- 1 間文化の言語態(異文化発見の船出―ヘルダーの出発;帝国ロシアにおける間文化と民族―「ロシア文化」のアイデンティティ;プリミティヴィズム―アート―性―ゴットフリート・ベンとラスカー=シューラーをめぐって;「国性爺合戦」と伝説の記憶)
- 2 文化接触の言語態(多言語状況におけるテクスチュアリティの政治学―南チロル‐生きられた「間文化性」;多民族の共存から世界平和へ―ザッハー=マゾッホの多文化的世界;パール・バック『母の肖像』をポピュラーにした読み―1930・40年代における日米読者の対比;谷崎潤一郎と異国の言語―「独探」論;「日本語教育」の執拗低音)
- 3 世界化と間文化(英語文化の力学―帝国主義と多元主義;塹壕と寝室―第一次世界大戦とイギリスのモダニズム文学;ユダヤ文学の語りの戦略―方法としてのイディッシュ;脱・植民地化への苦悩―ポスト・コロニアリズムへの道;メディアと世界同時性―衛生的暴力の彼方へ)
「BOOKデータベース」 より