食べる人類誌 : 火の発見からファーストフードの蔓延まで
著者
書誌事項
食べる人類誌 : 火の発見からファーストフードの蔓延まで
早川書房, 2003.7
- タイトル別名
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Near a thousand tables : a history of food
- タイトル読み
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タベル ジンルイシ : ヒ ノ ハッケン カラ ファースト フード ノ マンエン マデ
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注記
原著 (c2002) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
歴史上どんなときも、人間の行動を支えてきたのは食の営みであった。むしろ、食こそが歴史を動かしたと言っても過言ではない。本書では、人類史に大きな影響を与えた「8つの食の革命」を明かすと同時に、古今東西に語り継がれる数々の謎を徹底的に分析する。栄養学的にみるカニバリズムの意味とは?人種差別はテーブル・マナーからうまれた。電子レンジがもたらす社会・文化の崩壊とは?…世界的に著名な歴史学者である著者が、数々の驚くべきエピソードも満載し、「食」を軸に、人類文化の歴史を読みとく。さらに、その延長上にある、現代社会との接点をも明らかにし、われわれの生活のあり方に鋭くメスを入れる。過去、現在、未来にいたる人類と食との深い関係を見つめ直す壮大な書。
目次
- 第1章 調理の発明—第一の革命
- 第2章 食べることの意味—儀式と魔術としての食べ物
- 第3章 食べるための飼育—牧畜革命:食べ物の「収集」から「生産」へ
- 第4章 食べられる大地—食べるための植物の管理
- 第5章 食べ物と身分—不平等と高級料理の出現
- 第6章 食べられる地平線—食べ物と遠隔地間の文化交流
- 第7章 挑戦的な革命—食べ物と生態系の交換
- 第8章 巨人の食料—十九世紀と二十世紀の食べ物と産業化
「BOOKデータベース」 より