親指はなぜ太いのか : 直立二足歩行の起原に迫る
著者
書誌事項
親指はなぜ太いのか : 直立二足歩行の起原に迫る
(中公新書, 1709)
中央公論新社, 2003.8
- タイトル別名
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親指はなぜ太いのか : 直立二足歩行の起原に迫る
- タイトル読み
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オヤユビ ワ ナゼ フトイノカ : チョクリツ ニソク ホコウ ノ キゲン ニ セマル
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注記
引用文献・参考文献: p268-276
内容説明・目次
内容説明
一本だけ離れて生えている太くて短い親指、ガラスさえ噛み砕くほど堅い歯。人類の手と口は、他の霊長類に例のない特異なものである。霊長類の調査を長年続けてきた著者は、サルの口と手の形、移動方法は、その主食によって決定されることを解明し、「口と手連合仮説」と名づけた。なぜアイアイの中指は細長いのか、なぜチンパンジーは拳固で歩くのか、そして人類は何を食べ、なぜ立ちあがったのか。スリリングな知の冒険が始まる。
目次
- 第1章 アイアイに会うために
- 第2章 レムール類の特別な形と主食のバラエティー
- 第3章 アフリカの原猿類の特別な形と主食
- 第4章 ニホンザルのほお袋と繊細な指先
- 第5章 ナックル・ウォーキングの謎
- 第6章 ゴリラとオランウータンの謎
- 第7章 初期人類の主食は何か?
- 第8章 直立二足歩行の起原
- 終章 石を握る。そして、歩き出す
「BOOKデータベース」 より