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敗北を抱きしめて : 第二次大戦後の日本人

ジョン・ダワー [著] ; 三浦陽一, 高杉忠明訳

岩波書店, 2004.1

増補版

タイトル別名

Embracing defeat : Japan in the wake of World War II

敗北を抱きしめて : 第二次大戦後の日本人

タイトル読み

ハイボク オ ダキシメテ : ダイニジ タイセンゴ ノ ニホンジン

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注記

原著 (W. W. Norton & Company/The New Press, 1999) の翻訳

下巻の訳者: 三浦陽一, 高杉忠明, 田代泰子

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784000244206

内容説明

一九四五年八月、焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではなく、平和な世界と改革への希望に満ちた民衆の姿であった…新たに増補された多数の図版と本文があいまって、占領下の複雑な可能性に満ちた空間をヴィジュアルに蘇らせる新版。

目次

  • 第1部 勝者と敗者(破壊された人生;天降る贈り物)
  • 第2部 絶望を超えて(虚脱—疲労と絶望;敗北の文化;言葉の架け橋)
  • 第3部 さまざまな革命(新植民地主義的革命;革命を抱きしめる;革命を実現する)
巻冊次

下 ISBN 9784000244213

内容説明

敗北を抱きしめながら、日本の民衆が「上からの革命」に力強く呼応したとき、改革はすでに腐蝕し始めていた。身を寄せる天皇をかたく抱擁し、憲法を骨抜きにし、戦後民主改革の巻き戻しに道をつけて、占領軍は去った…新たに増補された多数の図版と本文があいまって、占領下の複雑な可能性に満ちた空間をヴィジュアルに蘇らせる新版。

目次

  • 第4部 さまざまな民主主義(くさびを打ち込む—天皇制民主主義(一);天から途中まで降りてくる—天皇制民主主義(二);責任を回避する—天皇制民主主義(三) ほか)
  • 第5部 さまざまな罪(勝者の裁き、敗者の裁き;負けたとき、死者になんと言えばいいのか?)
  • 第6部 さまざまな再建(成長を設計する)
  • エピローグ 遺産・幻影・希望

「BOOKデータベース」 より

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