書誌事項

里山

有岡利幸著

(ものと人間の文化史, 118-1, 2)

法政大学出版局, 2004.3

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タイトル別名

里山 (さとやま)

タイトル読み

サトヤマ

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注記

参考文献: 2, p251-260

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784588211812

内容説明

日本の原風景をなす里山は、古くから信仰の場であるとともに、衣食住、採集、農耕、製塩、製鉄などの生産活動の場でもあった。縄文時代から近世までの里山の変遷を里人の生活史として描き出す。

目次

  • 序章 縄文時代に里山発生
  • 第1章 記紀万葉の里山(記紀万葉の山田稲作と里山;万葉の里山信仰と神南備山)
  • 第2章 大和青垣の三輪山と森林の変遷
  • 第3章 製塩燃料と里山(平安・鎌倉期の塩浜と塩木山;近世の製塩用燃料と里山)
  • 第4章 近世里山における領主と里人の山野利用(広島藩の野山・腰林施策とその利用;里山利用の村掟および他村との山論;たたら製鉄と里山)
巻冊次

2 ISBN 9784588211829

内容説明

明治の地租改正による山林所有者の変遷、相次ぐ戦争による山野の荒廃、エネルギー革命と木材輸入自由化等々による里山の空洞化の経緯をたどり、見捨てられつつある里山の現状と再生への展望を語る。

目次

  • 第5章 近世の里山風景と暮らし
  • 第6章 明治・大正期からの里山の変遷と人びとの暮らし(明治の地租改正と里山所有者の変遷;明治から昭和高度成長期までの里山と人びとの暮らし)
  • 第7章 見捨てられた里山(見捨てられていく里山;変貌する里山;移ろいゆく里山文化)
  • 第8章 里山の現状と未来

「BOOKデータベース」 より

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