ラフカディオ・ハーン : 植民地化・キリスト教化・文明開化

書誌事項

ラフカディオ・ハーン : 植民地化・キリスト教化・文明開化

平川祐弘著

(MINERVA歴史・文化ライブラリー, 3)

ミネルヴァ書房, 2004.3

タイトル別名

ラフカディオ・ハーン : 植民地化キリスト教化文明開化

タイトル読み

ラフカディオ ハーン : ショクミンチカ キリストキョウカ ブンメイ カイカ

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注記

ラフカディオ・ハーンの肖像あり

年譜と主要作品: p353-360

折り込図1枚

内容説明・目次

内容説明

小泉八雲の名で知られるハーンは、英軍占領下のギリシャで生れ、ダブリンで育ち、米国で名を成した。仏領西インド諸島でクレオールの民俗を探り、来日するや同じ手法で日本人の霊の世界に入り込んだ。『怪談』はその成果である。米英の宣教師が毛嫌いした神道文化をなぜハーンだけが理解できたのか。比較文化史研究の第一人者がその秘訣を説き明かす。

目次

  • 第1部 植民地化・キリスト教化・文明開化(ハーンが読んだラバ神父の『マルティニーク紀行』;クレオール民話が世に出た経緯;小泉八雲の民話『雪女』と西川満の民話『蜆の女』の里帰り)
  • 第2部 語り続ける母(ギリシャ人の母は日本研究者ハーンにとって何を意味したか;カリブの女;鏡の中の母 ほか)
  • 第3部 比較の有効性について—方法論的反省(ハーンの『草ひばり』と漱石の『文鳥』)

「BOOKデータベース」 より

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