ヨーロッパ大陸の哲学
著者
書誌事項
ヨーロッパ大陸の哲学
(1冊でわかる)
岩波書店, 2004.6
- タイトル別名
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Continental philosophy : a very short introduction
1冊でわかるヨーロッパ大陸の哲学
- タイトル読み
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ヨーロッパ タイリク ノ テツガク
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注記
解説: 野家啓一
原本の出版年: 2001
参考文献: 巻末p1-4
読書案内: 巻末p5-7
日本の読者のために: 巻末p7-9
内容説明・目次
内容説明
現代の哲学は現象学系の大陸哲学と英米系の分析哲学に乖離してしまい、「哲学」とひとくちに言えない状況です。本書は英語圏で大陸哲学を講じる著者が、カント以後の大陸哲学の足跡をたどり、批判・実践・解放やニヒリズムといったいくつかの鍵概念を手掛りにその特徴を描き出します。また、哲学が「知恵を愛すること」という本来の意味に立ち返るためにはどうしたらよいのかを模索し、科学主義でも非明晰主義でもない、第三の道を提唱します。
目次
- 1 知識と知恵のギャップ
- 2 大陸哲学の起源—カントからドイツ観念論への道のり
- 3 眼鏡とものを見る目—哲学のうちの二つの文化
- 4 哲学は世界を変えられるか—批判と実践と解放と
- 5 何をなすべきか—ニヒリズムへの応え方
- 6 誤解のケーススタディ—ハイデガーとカルナップ
- 7 科学主義と非明晰主義—哲学の伝統的苦境を回避すること
- 8 「敢えて賢者たれ」—理論の徹底研究と哲学の将来性
「BOOKデータベース」 より