魔女狩り
著者
書誌事項
魔女狩り
(ヨーロッパ史入門)
岩波書店, 2004.10
- タイトル別名
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Witchcraft and magic in sixteenth- and seventeenth-century Europe
- タイトル読み
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マジョガリ
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注記
原著第2版(Palgrave, 2001)の翻訳
参考文献: 巻末p7-22
日本語文献案内: 巻末p23-24
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパの魔女狩りは、「暗黒」の中世ではなく、近代が胚胎しつつある一六、一七世紀に爆発的に起きた。この「狂乱」を成り立たせた原動力は何だったのか。迫害にはいかなる地域差があり、またどんな人が犠牲になったのか。進展著しい魔女研究を綜合し、魔女観の形成、社会統制、民衆文化、女性迫害などの多様な論点から、ヨーロッパ史の「闇」の本質に迫る。
目次
- 第1章 魔術と魔法(魔術(witchcraft)と妖術(sorcery);日常の魔術(low magic)と高度な魔術(high magic))
- 第2章 魔術、魔法、法(魔女論はどのように学問的に定型化されたか;魔女迫害—地域研究;魔女迫害—誰が犠牲になったのか)
- 第3章 魔女迫害の原動力(魔女狩りを説明する;魔女迫害の理論;魔女が実在するという信仰は本当にあったのか;魔女としての女性)
- 第4章 魔女裁判はなぜ終息したのか(変化する信念;結論)
「BOOKデータベース」 より