テレビは戦争をどう描いてきたか : 映像と記憶のアーカイブス

書誌事項

テレビは戦争をどう描いてきたか : 映像と記憶のアーカイブス

桜井均著

岩波書店, 2005.9

タイトル別名

テレビは戦争をどう描いてきたか

タイトル読み

テレビ ワ センソウ オ ドウ エガイテ キタカ : エイゾウ ト キオク ノ アーカイブス

大学図書館所蔵 件 / 264

この図書・雑誌をさがす

注記

戦争関連テレビ・ドキュメンタリー番組年表: 巻末p[1]-21

内容説明・目次

内容説明

二〇世紀は戦争と核の時代であると同時に映像の世紀でもあった。映像は事実を発掘し隠蔽すると同時に、記憶を喚起し定着させ、場合によっては偏見を固定化させる。その限界と可能性のなかで、テレビ・ドキュメンタリーは、近代以降の日本の戦争をどう描き、あるいは描いてこなかったのか。迫りくる過去の声は、いかにすればモノローグからダイアローグへ、さらにポリローグへと開かれていくのか?数々のNHKドキュメンタリー番組制作に携わってきた現役のプロデューサーが、半世紀の番組を総覧しつつまとめる体験的ドキュメンタリー論。戦争関連テレビ・ドキュメンタリー番組年表を付す。

目次

  • 第1部 アジア・太平洋戦争(モノローグに閉ざされて;戦場で何があったのか ほか)
  • 第2部 原爆はどう記憶されたか(被爆者たち;原爆論争 ほか)
  • 第3部 引き裂かれた人びと(冷戦の体験者;太平洋の戦場)
  • 第4部 昭和史のなかの天皇(儀式のなかの天皇;二・二六事件と天皇 ほか)
  • 第5部 戦争責任と戦後補償(中国の中の日本人;アジアは問いつづける ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ