漆
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書誌事項
漆
(ものと人間の文化史, 131-1,
法政大学出版局, 2006.2
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- タイトル読み
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ウルシ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784588213113
内容説明
全国各地で発掘された考古資料を対象に科学的解析を行ない、縄文時代から現代に至る漆の技術と文化の歩みを総合的・体系的に跡づける初の試み。日本の代表的な工芸に結実した漆の文化が日本人の生活と精神にもたらした影響をさぐる。
目次
- 第1章 ウルシノキと漆の採取
- 第2章 漆の化学と伝統技術
- 第3章 漆器の分類と製作工程
- 第4章 新しい漆器研究
- 第5章 縄文時代の初期漆工技術
- 第6章 縄文漆文化の展開
- 第7章 弥生〜古墳時代の漆器
- 第8章 古代の漆器生産
- 第9章 古代漆器の地域的展開
- 第10章 中世の漆器生産
- 第11章 中世漆器の地域的展開
- 巻冊次
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2 ISBN 9784588213120
内容説明
遺跡や寺院等に遺された漆器の分析を通してその技術の系統を探るとともに、絵巻物や文学作品を考証して、職人や産地の形成、地場産業としての漆工芸発展の経緯を描く。材料科学、歴史、考古、民俗等にわたる学際的研究の成果を示す。
目次
- 第12章 戦国〜近世初期の漆器(近世初期の精製漆工房—岩手県飛鳥台地1遺跡・五庵2遺跡;食漆器が過半数を占める東北屈指の城跡—福島県河股城跡 ほか)
- 第13章 近世漆器の展開(大聖寺藩筆頭家老佐分家屋敷跡の漆器—石川県八間道遺跡;悲しき雛道具—石川県木ノ新保遺跡;丹沢山中の漆器と漆濾殻—神奈川県宮ヶ瀬遺跡群;幕末三島の消費漆器—静岡県御殿川流域遺跡群;大和・吉野絵の漆器)
- 第14章 漆器産地の形成(輪島塗産地の形成と発展;琉球漆器の始原)
- 第15章 絵巻物と文学世界の漆器(絵巻物と漆器;ジャパン—外国人が見た漆器;谷崎潤一郎『陰翳礼讃』に潜むもの)
「BOOKデータベース」 より