世俗の形成 : キリスト教、イスラム、近代

書誌事項

世俗の形成 : キリスト教、イスラム、近代

タラル・アサド [著] ; 中村圭志訳

みすず書房, 2006.3

タイトル別名

Formations of the secular : Christianity, Islam, modernity

世俗の形成 : キリスト教イスラム近代

タイトル読み

セゾク ノ ケイセイ : キリストキョウ イスラム キンダイ

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注記

原著(Stanford, Calif. : Stanford University Press, 2003)の全訳

内容説明・目次

内容説明

西洋と中東で世俗的な感性が成った過程を追い、「近代」を構成する主体的個人の言説と国家権力のあり方、世俗主義の観念、実践、政治的形成を論じる。超分野的な話題が織りなす文明論・制度論。

目次

  • 世俗(世俗主義の人類学とはどのようなものであろうか?;エージェンシーと痛みについて考える;残虐性と拷問について考える)
  • 世俗主義(人権で「人間」を救済する;ヨーロッパにおける「宗教的少数派」としてのムスリム;世俗主義、国民国家、宗教)
  • 世俗化(植民地時代のエジプトにおける法と倫理の構造転換)

「BOOKデータベース」 より

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