華族 : 近代日本貴族の虚像と実像
著者
書誌事項
華族 : 近代日本貴族の虚像と実像
(中公新書, 1836)
中央公論新社, 2006.3
- タイトル読み
-
カゾク : キンダイ ニホン キゾク ノ キョゾウ ト ジツゾウ
大学図書館所蔵 件 / 全305件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
史料・参考文献: p313-320
華族一覧: p322-365
内容説明・目次
内容説明
明治維新後、旧公卿・大名、維新功労者などから選ばれた華族。「皇族の藩屏」として、貴族院議員選出など多くの特権を享受した彼らは、近代日本の政治、経済、生活様式をリードした「恵まれた」階級のはずだった。日清・日露戦争後、膨大な軍人や財界人を組み込み拡大を続けたが、多様な出自ゆえ基盤は脆く、敗戦とともに消滅する。本書は、七八年間に一〇一一家存在したその実像を明らかにする。巻末に詳細な「華族一覧」付。
目次
- 序章 イメージとしての華族—鹿鳴館を彩った人びと
- 第1章 華族の成立
- 第2章 「選ばれた階級」の基盤構築
- 第3章 肥大化する華族—明治から大正へ
- 第4章 崩壊への道程—大正から昭和へ
- 終章 日本的「貴族」の終焉—敗戦・戦後
「BOOKデータベース」 より