性と暴力のアメリカ : 理念先行国家の矛盾と苦悶
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書誌事項
性と暴力のアメリカ : 理念先行国家の矛盾と苦悶
(中公新書, 1863)
中央公論新社, 2006.9
- タイトル別名
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性と暴力のアメリカ
- タイトル読み
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セイ ト ボウリョク ノ アメリカ : リネン センコウ コッカ ノ ムジュン ト クモン
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注記
慶応義塾大学法学部で筆者が担当してきた「地域文化論(アメリカ)」の講義ノートを基としたもの
参考文献: p255-258
関連年表: p261-264
内容説明・目次
内容説明
唯一の超大国として、最も進んだ科学技術を誇るアメリカ。だが、キリスト教の倫理観に縛られ、二億挺を超す銃が野放しにされるなど、「性」と「暴力」の問題については、前近代的な顔を持つ。それはなぜか—。この国の特異な成り立ちから繙き、現在、国家・世論を二分する、妊娠中絶、同性愛、異人種間結婚、銃規制、幼児虐待、環境差別、核の行使などの問題から、混迷を深めるいまのアメリカを浮き彫りにする。
目次
- 第1部 「性と暴力の特異国」の成立—植民地時代〜一九六〇年代(「性の特異国」の軌跡;「暴力の特異国」への道)
- 第2部 現代アメリカの苦悩—一九七〇年代〜(「性革命」が生んだ波紋;悪循環に陥ったアメリカ社会;「暴力の特異国」と国際社会)
「BOOKデータベース」 より