移民社会フランスの危機
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移民社会フランスの危機
岩波書店, 2006.11
- タイトル読み
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イミン シャカイ フランス ノ キキ
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注記
引用・参考文献: 巻末p1-10
関連年表: 巻末p11-14
内容説明・目次
内容説明
二〇〇五年一一月、「人権の母国」フランスのパリ郊外で、なぜ移民たちの「暴動」が起きたのか。その社会的背景をさぐり、「大革命」以来培ってきた「平等」理念と「共和国的」統合モデルが今なお有効なのかを問い、今後に求められる変化を展望する。長年この移民統合問題を追究してきた著者による書き下ろしの論考。
目次
- プロローグ 「移民社会」フランスの危機—なぜ今「平等」を問うか
- 第1章 ヨーロッパ移民社会の転換とフランス
- 第2章 フランス的平等と「共和国モデル」
- 第3章 「フランス人になること」と平等の間—移民にとっての国籍
- 第4章 社会的統合の危機
- 第5章 平等の再定義へ—エガリテとエキテ
- 第6章 ポジティヴ・アクションへ—「教育優先地域」施策を中心に
- 第7章 移民の文化とそのスティグマ化—「ライシテ」は平等なのか
- 第8章 強まる排除と行動する移民
- エピローグ
「BOOKデータベース」 より