『武士道』を読む : 新渡戸稲造と「敗者」の精神史

書誌事項

『武士道』を読む : 新渡戸稲造と「敗者」の精神史

太田愛人著

(平凡社新書, 353)

平凡社, 2006.12

タイトル別名

武士道を読む : 新渡戸稲造と敗者の精神史

タイトル読み

ブシドウ オ ヨム : ニトベ イナゾウ ト ハイシャ ノ セイシンシ

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注記

主な参考文献: p241-242

内容説明・目次

内容説明

日本人論として、また「身分に伴う義務」を説いた本として、『武士道』は多くの人に読まれ、論じられている。しかし、それらは新渡戸の真意を受け止めているのだろうか。彼は、賊軍とされた南部藩士の子として生れ、青年時代からキリスト教の信仰を貫き、そして、国際的な視点からこの本を著したのだ。戊辰戦争と第二次世界大戦の間に生きた新渡戸の思想の根源から、『武士道』を読み解く。

目次

  • 序章 新渡戸稲造が架けた橋
  • 第1章 新渡戸稲造の生涯
  • 第2章 「敗者」の精神史
  • 第3章 『武士道』と南部武士
  • 第4章 いかにして『武士道』は生れたのか
  • 第5章 『武士道』を読む
  • 第6章 『武士道』への批評とその余波
  • 第7章 「サムライ」の系譜

「BOOKデータベース」 より

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