漢詩百首 : 日本語を豊かに
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漢詩百首 : 日本語を豊かに
(中公新書, 1891)
中央公論新社, 2007.3
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漢詩百首
漢詩100首 : 日本語を豊かに
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カンシ ヒャクシュ : ニホンゴ オ ユタカ ニ
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Note
文献: p247-248
Description and Table of Contents
Description
返り点と送り仮名の発明によって、日本人は、ほんらい外国の詩である漢詩を自らのものとした。その結果、それを鑑賞するにとどまらず、作詩にも通暁する人物が輩出した。本書は、中国人六〇人、日本人四〇人の、古代から現代に及ぶ代表的な漢詩を精選し、詩人独自の読みを附すとともに、詩句の由来や作者の経歴、時代背景などを紹介。外国文化を自家薬篭中のものとした、世界でも稀有な実例を、愉しみとともに通読する。
Table of Contents
- 逝く者は斯夫の如きか—『論語』子罕篇(孔子)
- 知らず 周の夢に胡蝶と為るか—『荘子』斉物論篇(荘子)
- 国に人無く 吾を知る莫し—離騒(屈原)
- 悲しい哉 秋の気為るや—九弁(宋玉)
- 力 山を抜き 気 世を蓋う—垓下の歌(項羽)
- 楼船を汎べて汾河を済り—秋風の辞(漢武帝)
- 吁嗟 此の転蓬 世に居る—吁嗟篇(曹植)
- 夜中 寐る能わず—詠懐詩(阮籍)
- 荏苒 冬春去り—悼亡詩(潘岳)
- 吾が家に嬌女有り—嬌女詩(左思)〔ほか〕
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