不況のメカニズム : ケインズ『一般理論』から新たな「不況動学」へ

Author(s)

• 小野, 善康 オノ, ヨシヤス

Bibliographic Information

不況のメカニズム : ケインズ『一般理論』から新たな「不況動学」へ

小野善康著

（中公新書, 1893）

中央公論新社, 2007.4

Other Title

不況のメカニズム : ケインズ一般理論から新たな不況動学へ

不況のメカニズム

Title Transcription

フキョウ ノ メカニズム : ケインズ イッパン リロン カラ アラタナ フキョウ ドウガク エ

Note

参考文献: p215-218

Description and Table of Contents

Description

長期にわたった景気の低迷に対して、小泉内閣が行った「構造改革」は有効な措置といえるのか。経済学者間の意見は対立し続け、経済学への信頼までも揺らいでいる。ケインズは一九三〇年代の世界不況を目の当たりにして主著『雇用・利子および貨幣の一般理論』を執筆した。本書はその欠陥も明らかにしつつ、ケインズが論証することに失敗した「不況のメカニズム」を提示し、現代の経済政策のあり方を問うものである。

Table of Contents

• 第１章　ケインズ経済学の基本構造（二つの不況観；需要不足のメカニズム　ほか）
• 第２章　失業と需要不足（新古典派経済学の特徴；貯蓄と投資の不一致　ほか）
• 第３章　利子と貨幣（投資の決定要因；何が利子を決めるのか　ほか）
• 第４章　景気循環と経済政策のあり方（賃金の変動と景気循環；不況下の経済政策）
• 第５章　不況理論の再構築（何がわかり、何が残されたか；新しい不況理論　ほか）

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Details

• NCID: BA81608633
• ISBN:
  • 9784121018939
• Country Code: ja
• Title Language Code: jpn
• Text Language Code: jpn
• Place of Publication: 東京
• Pages/Volumes: vi, 223p
• Size: 18cm
• Classification:
  • NDC9 : 331.74
  • NDC8 : 331
  • NDLC : DA35
• Subject Headings:
  • BSH : 経済学
  • BSH : 経済学 -- ケンブリッジ学派
  • NDLSH : ケインズ経済学
  • NDLSH : 景気変動
  • NDLSH : 日本 -- 経済
• Parent Bibliography ID:
  • BN00119290