存在の耐えられない軽さ
著者
書誌事項
存在の耐えられない軽さ
(世界文学全集 / 池澤夏樹編, 1-03)
河出書房新社, 2008.2
- タイトル別名
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Nesnesitelná lehkost bytí
L'insoutenable légèreté de l'être
- タイトル読み
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ソンザイ ノ タエラレナイ カルサ
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注記
チェコ語タイトル: Nesnesitelná lehkost bytí
ミラン・クンデラ年譜: 巻末pi-iii
主要著作リスト: 巻末piii-iv
内容説明・目次
内容説明
優秀な外科医トマーシュは女性にもてもて。しかし最初の妻と別れて以来、女性に対して恐怖と欲望という相反する感情を抱いている。彼は二つの感情と折り合いをつけ、複数の愛人とうまく付き合うための方法を編み出し、愛人たちとの関係をエロス的友情と呼んで楽しんでいた。そんな彼のもとにある日、たまたま田舎町で知り合った娘テレザが訪ねてくる。『アンナ・カレーニナ』の分厚い本を手にして。その時から彼は、人生の大きな選択を迫られることとなる—「プラハの春」賛同者への残忍な粛正、追放、迫害、「正常化」という名の大弾圧の時代を背景にした4人の男女の愛と受難の物語は、フランス亡命中に発表されるや全世界に大きな衝撃を与えた。今回の翻訳は、クンデラ自身が徹底的に手を入れ改訳を加えて、真正テクストと認めるフランス語版からの新訳決定版である。
「BOOKデータベース」 より