ユダヤ女ハンナ・アーレント : 経験・政治・歴史
著者
書誌事項
ユダヤ女ハンナ・アーレント : 経験・政治・歴史
(叢書・ウニベルシタス, 883)
法政大学出版局, 2008.3
- タイトル別名
-
Hannah Arendt, une Juive : expérience, politique et histoire
ユダヤ女ハンナアーレント : 経験政治歴史
ユダヤ女 : ハンナアーレント : 経験政治歴史
- タイトル読み
-
ユダヤオンナ ハンナ アーレント : ケイケン セイジ レキシ
大学図書館所蔵 件 / 全201件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著 (Paris : Desclée de Brouwer, c1998) の全訳
文献目録: 巻末p69-73
内容説明・目次
内容説明
「私はひとりのユダヤ女です」と、自らを位置づけるアーレントにとってユダヤ性は紛れもないひとつの経験であり、己の思考を政治や歴史に導く重要な要素であった。アーレントが引き起こした数々の論争を踏まえ、その思想練成の側面を照射。
目次
- 1 「あなたは誰ですか?」「ひとりのユダヤ女です」(ユダヤ人の同化の起源で—ラーエル・ファルンハーゲンあるいは内面性と物語としてのユダヤ性;所与と「誰」)
- 2 反ユダヤ主義、全体主義。崩壊するのをひとが見たがるものについて書くこと(反ユダヤ主義を解釈すること。同化主義とシオニズムの実践的かつ理論的不十分さ;全体主義の区切り、あるいはジェノサイドの区切り?)
- 3 困難な平等(解放の運命)(「啓蒙」の両義性から解放の曖昧さへ;無国籍者あるいは「人間一般」)
- 4 パーリア、成り上がり者、そして政治。いかにして没世界主義から脱するか(パーリアと成り上がり者—圧制の体系;没世界主義と友愛;没世界主義を超えること)
- 5 抑圧されたものと犠牲者の責任(「われわれが求めるのは慈愛ではなく正義である」;シオニズムあるいは国民解放運動の曖昧さ;ユダヤ人評議会。政治的責任、道徳的責任)
「BOOKデータベース」 より