明治のお嬢さま
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書誌事項
明治のお嬢さま
(角川選書, 441)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.12
- タイトル読み
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メイジ ノ オジョウサマ
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注記
主要参考文献: p264-270
内容説明・目次
内容説明
鹿鳴館で踊った母をもつセレブの令嬢たち。明治後期に社交界デビューしたお嬢さまが、自分の才能や個性を生かせる道は限られていた。身分が高いほど束縛され、結婚相手も家格の釣り合いで決められてしまう。そのお嬢さまが頼れる武器は「美貌」。社会の矛盾に悩み、「良妻賢母」という理想に縛られながら、美を求めてお嬢さまたちは涙ぐましい努力をする。女性誌や新聞記事から明治のお嬢さまの本当の姿を明らかにする。
目次
- 第1章 華族女学校—お嬢さまの学校生活
- 第2章 美人の品定め—結婚適齢期のお嬢さま
- 第3章 明治の“新旧”の上流階級—さまざまなお嬢さま
- 第4章 家の存続と「妾」問題—お嬢さまの母の世代
- 第5章 大名華族の家政—お嬢さま一家の生活水準
- 第6章 広大な御殿と付き人—お嬢さまの生活環境
- 第7章 雑誌に登場する女性像—「見られる存在」のお嬢さま
- 第8章 日露戦争という体験—お嬢さまのボランティア
- 第9章 上流階級の結婚事情—お嬢さまから貴婦人へ
「BOOKデータベース」 より