シュメル神話の世界 : 粘土板に刻まれた最古のロマン
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シュメル神話の世界 : 粘土板に刻まれた最古のロマン
(中公新書, 1977)
中央公論新社, 2008.12
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シュメル シンワ ノ セカイ : ネンドバン ニ キザマレタ サイコ ノ ロマン
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
227.3||O38110018794
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Note
巻頭に略年表あり
図版出典一覧 : p319-322
主要参考文献 : p323-325
索引 : p326-332
Description and Table of Contents
Description
いまから五千年前にティグリス、ユーフラテス河畔に栄えた人類最古の都市文明シュメル。粘土板には多くの神話が残され、ギルガメシュ叙事詩や大洪水伝説など、後世に伝えられたものも多い。これらの神話の世界では、酔っ払う大神、死後の国を覗こうとする女神、蛮族を征服する王、怪獣など、様々なキャラクターがいきいきと活躍している。代表的な神話のストーリーを紹介し、神神の役割や性格、舞台背景などを詳説する。
Table of Contents
- 序章 粘土板に書かれた物語—シュメル神話の基礎知識
- 第1章 「創世神話」—人間はなぜ創造されたか
- 第2章 神々が送る大洪水の物語—伝説はシュメルにはじまる
- 第3章 「楽園神話」と農耕牧畜比較論
- 第4章 シュメル世界の規範「メ」と神々の聖船
- 第5章 エンリル神とニンリル女神の性的ゲーム—成人向け神話
- 第6章 大地母神と死んで復活する神—イナンナ女神冥界降下顛末記
- 第7章 大王エンメルカルと「小さな王」ルガルバンダ
- 第8章 『ギルガメシュ叙事詩』成立縁起—ビルガメシュ神の英雄譚
- 第9章 王による王のための神話—英雄神の怪物退治
- 終章 大河のほとりで—シュメル人国家の終焉とその後の伝承
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