ドイツ宗教改革
著者
書誌事項
ドイツ宗教改革
(ヨーロッパ史入門)
岩波書店, 2009.2
- タイトル別名
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The German Reformation
- タイトル読み
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ドイツ シュウキョウ カイカク
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注記
原著第2版 (Palgrave Macmillan, 2003) の翻訳
参考文献: 巻末p5-18
参考文献補遺: p19-33
日本語文献案内: 巻末p34-38
関連年表: 巻末p39-40
索引あり
内容説明・目次
内容説明
宗教改革とは「ルターの宗教改革」にほかならないとして、従来ルターを中心に据えて語られがちだった宗教改革に対し、広く同時代の社会的・文化的文脈のなかに置きなおすことによって、宗教改革の歴史像は大きく変貌した。さまざまに存在した改革運動の流れ、民衆のキリスト教信仰の実態、改革理念の伝播のしかた、運動に対する社会のさまざまな領域の多様な応答、そして改革の衝撃によって宗教、社会、国家の何が変わり何が変わらなかったのか。宗教改革の「脱神話化」をはかる近年の歴史研究を概観する。
目次
- 第1章 宗教改革神話
- 第2章 宗教と改革
- 第3章 福音主義運動としての宗教改革
- 第4章 宗教改革の社会的位置づけ
- 第5章 政治と宗教改革
- 第6章 さまざまな宗教改革
- 第7章 改革の衝撃
- 第8章 増補
「BOOKデータベース」 より