教育の自治・分権と学校法制

書誌事項

教育の自治・分権と学校法制

結城忠著

東信堂, 2009.5

タイトル別名

教育の自治分権と学校法制

タイトル読み

キョウイク ノ ジチ・ブンケン ト ガッコウ ホウセイ

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内容説明・目次

内容説明

日本国憲法の誕生は、わが国従来の教育行政と学校法制を、自治・分権・公開型のそれへと全面転換させるはずであった。しかし、現在なお憲法上の要請と現実の教育構造は乖離し、いわば「日本国憲法の明治憲法的運用」が続けられているのも事実である。本書は、こうした背理をやむを得ぬ「現実的要請」とする見解を、現在の教育行政の憲法原理に基づく詳細な検証と、諸外国の学校法制との比較研究を通じ鋭く批判し、教育における国民主権の一層の貫徹をめざす。

目次

  • 明治憲法下における官治・集権行政と学校法制
  • 日本国憲法と教育の地方自治
  • 教育主権と国家の教育権能
  • ドイツにおける教育主権と国家の学校監督権
  • ドイツの教育法制における国と地方の権限配分
  • 日本国憲法と教育の自由
  • 国家の教育権と国民の教育権—教育権論争とは何だったのか
  • 教員の教育上の自由
  • ドイツにおける教科書法制の構造
  • 教員の研修法制
  • ドイツの学校経営法制と校長の法的地位
  • 親の教育権と公教育運営への参加
  • 私学の自由と公共性の法的構造
  • 東京都杉並区立中学校「夜間塾」の憲法・学校法学的評価
  • オランダにおける教育の自由と学校の自律性の法的構造

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA90038864
  • ISBN
    • 9784887138919
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xvi, 373p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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