書誌事項

食の安全 : 政治が操るアメリカの食卓

マリオン・ネッスル [著] ; 久保田裕子, 広瀬珠子訳

岩波書店, 2009.7

タイトル別名

Safe food : bacteria, biotechnology, and bioterrorism

タイトル読み

ショク ノ アンゼン : セイジ ガ アヤツル アメリカ ノ ショクタク

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注記

原著 (Berkeley, Calif. : University of California Press, c2003) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

私たちが日々口にしている食品。その安全性はいったい誰が、どのように守っているのだろうか?グローバル化の発信地アメリカでは、食の安全は政治圧力や業界団体の資金力によって、大きく左右される。食品業界と議員の癒着から、大腸菌O157による食中毒事件、遺伝子組み換え作物、バイオテロにいたるまで、生命に関わる食の実態を、第一人者が克明に伝える。

目次

  • 食の安全は政治的である
  • 第1部 食の安全を拒む(食中毒と政治—さまざまな問題の始まり;食肉安全規制への抵抗 一九七四〜一九九四年;食中毒予防の試み 一九九四〜二〇〇二年;食の安全を守る—さまざまな代替策)
  • 第2部 安全性以外の議論はどこに—食品バイオテクノロジーの皮肉な駆け引き(夢を売る—約束と現実;リスクと利益—決めるのは誰か;政府による規制・監視;消費者の懸念—不信、不安、怒り)
  • 食の安全の未来—人々の健康を脅かすバイオテロリズム

「BOOKデータベース」 より

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