「格差」の戦後史 : 階級社会日本の履歴書
著者
書誌事項
「格差」の戦後史 : 階級社会日本の履歴書
(河出ブックス, 003)
河出書房新社, 2009.10
- タイトル別名
-
格差の戦後史 : 階級社会日本の履歴書
- タイトル読み
-
カクサ ノ センゴシ : カイキュウ シャカイ ニホン ノ リレキショ
大学図書館所蔵 件 / 全340件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p224-229
内容説明・目次
内容説明
高度経済成長以降、完全に忘れられていた格差と貧困の問題が噴き出している昨今、日本人は社会科学的思考に目覚めはじめたと言える。しかし、格差には多様な側面がある。戦後六十数年の間に、どのような格差の拡大や縮小があったのか—。さまざまなデータを駆使し、各年代を象徴する事件や出来事を交えながら、敗戦直後から現在にいたる格差と階級構造の歴史的変遷を描く。
目次
- 序章 舞台装置は階級構造—「フィガロの結婚」と「天国と地獄」をめぐって
- 第1章 格差をどうとらえるか
- 第2章 格差縮小から格差拡大へ—戦後日本のメガトレンド
- 第3章 貧しさからの出発—敗戦から一九五〇年まで
- 第4章 「もはや戦後ではない」—一九五〇年代
- 第5章 青春時代の格差社会—一九六〇年代
- 第6章 「一億総中流」のなかの格差—一九七〇年代
- 第7章 格差拡大の始まり—一九八〇年代
- 第8章 日本社会の再編成—一九九〇年代
- 第9章 新しい階級社会の形成—二〇〇〇年代
「BOOKデータベース」 より