フェミニズム理論
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フェミニズム理論
(新編日本のフェミニズム, 2)
岩波書店, 2009.11
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フェミニズム リロン
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
367.21/Sh69/2110047883
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Note
その他の編集委員: 伊藤公雄, 伊藤るり, 井上輝子, 上野千鶴子, 江原由美子, 大沢真理, 加納実紀代
参考文献: 論末
参考文献・読書案内: p38-44
出典一覧: p322-323
Contents of Works
- 知識批判から女性の視点による近代観の創造へ / 江原由美子
- 「女の視座」をつくる / 井上輝子
- ジェンダー : コスモロジーと自律の牢獄 / 萩原弘子
- フェミニスト社会学のゆくえ / 田中和子
- フェミニズム理論と哲学 / 大越愛子
- 女性と仏教 / 源淳子
- 女性史は成立するか / 水田珠枝
- マルクス主義フェミニズムとその理論的射程 / 久場嬉子
- エコロジカル・フェミニズムの地平をさぐる / 足立眞理子
- 「近代」とフェミニズム : 歴史社会学的考察 / 落合恵美子
- 身体史の射程 : あるいは、何のために身体を語るのか / 荻野美穂
- 家父長制の物質的基礎 / 上野千鶴子
- からかいの政治学(抄) / 江原由美子
- 科学知識とジェンダー(抄) / 小川眞里子
- 身体的性差という虚構 / 竹村和子
- 出来事の現実 / 岡真理
- リベラリズムの困難からフェミニズムへ(抄) / 岡野八代
- 正義論における家族の位置(抄) / 野崎綾子
Description and Table of Contents
Description
社会構築主義のインパクト、多様性の承認。バックラッシュと新自由主義、「女性の貧困化」。社会理論がその方向性を見定めがたく彷徨する間に、ひとびとの身体・生命はグローバルな取引の激流に投げ出された。フェミニズムは近代リベラリズムの何を乗り越えるのか。ジェンダーの壁を越えた承認と再分配の理論構築へ、丹念に積み重ねられた論考を紹介。
Table of Contents
- 知識批判から女性の視点による近代観の創造へ—付・増補編解説 二一世紀フェミニズム理論に向けて
- 1 フェミニストによる知識批判(女性学 “女の視座”をつくる;社会思想批判 ジェンダー—コスモロジーと自律の牢獄;男性中心主義—フェミニスト社会学のゆくえ;哲学への視座—フェミニズム理論と哲学;宗教へのフェミニスト・アプローチ 女性と宗教)
- 2 労働と身体—フェミニストの視点から「近代」を問う(生活資料の生産と生命の生産 女性史は成立するか;社会主義とフェミニズム マルクス主義フェミニズムとその理論的射程;エコロジカル・フェミニズムとマルクス主義フェミニズム エコロジカル・フェミニズムの地平をさぐる;フェミニズムにおける二つの「近代」—「近代」とフェミニズム;身体史からみる「近代」—身体史の射程)
- 増補編1 モダンとポストモダン(家事労働という不払い労働 家父長制の物質的基礎;抗議を封じる構造 からかいの政治学(抄);読み込まれる/反映されるジェンダー;身体把握と性規範—身体的性差という虚構;「慰安婦」証言にはらまれる言説的権力—出来事の現実)
- 増補編2 リベラリズムとフェミニズム(抽象的理念としての「自由」? リベラリズムの困難からフェミニズムへ(抄);ジェンダー構造の変革と法 正義論における家族の位置(抄))
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