自我の源泉 : 近代的アイデンティティの形成
著者
書誌事項
自我の源泉 : 近代的アイデンティティの形成
名古屋大学出版会, 2010.9
- タイトル別名
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Sources of the self : the making of the modern identity
- タイトル読み
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ジガ ノ ゲンセン : キンダイテキ アイデンティティ ノ ケイセイ
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注記
原著 (Cambridge, Mass. : Harvard University Press, 1989) の全訳
内容説明・目次
内容説明
近代的アイデンティティの哲学的人間学により、その複雑さと豊かさ、偉大さと危うさを、隠れた道徳的立場とともに明らかにし、近代の真価を救出する。共同体主義・多文化主義で知られるテイラーの主著、待望の邦訳。
目次
- 第1部 アイデンティティと善(不可避の枠組;道徳空間における自我;不明確な倫理;道徳的源泉)
- 第2部 内面性(道徳の地形学;プラトンの自己支配;「内なる人に」;デカルトの距離を置いた理性;ロックの点的自我;「人間の条件」の探求;内なる自然;歴史的説明についての補足)
- 第3部 日常生活の肯定(「神は副詞を愛し給う」;合理化されたキリスト教;道徳感情;神意による秩序;近代の文化)
- 第4部 自然の声(砕かれた地平;ラディカルな啓蒙;源泉としての自然;表現主義的転回)
- 第5部 より繊細な言語(ヴィクトリア朝に生きたわれらが同時代人;ポスト・ロマン主義時代のヴィジョン;モダニズムのエピファニー;結論—近代の対立軸)
「BOOKデータベース」 より