資生堂という文化装置 : 1872-1945
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資生堂という文化装置 : 1872-1945
岩波書店, 2011.4
- タイトル読み
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シセイドウ トイウ ブンカ ソウチ : 1872 1945
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関連年表: 巻末p12-49
内容説明・目次
内容説明
西洋的な都市景観が出現した東京銀座で、洋風調剤薬局として創業した資生堂は、モダン文化の核となる。そして関東大震災からの復興後は、パリのイメージを背景に、モード・ファッション・化粧・髪型から、商業デザイン・美術・食文化まで、一層幅広い都市文化を発信してゆく。「大東亜戦争」によって、その役割を終えるまでを、豊富な資料と図版で解き明かす決定版。
目次
- プロローグ 文化装置の誕生—関東大震災以前
- 第1章 一九二〇年代の都市文化と『資生堂月報』1924‐1931
- 第2章 モダンガールと職業婦人—資生堂化粧品部
- 第3章 アール・ヌーヴォーと商業美術—資生堂意匠部
- 第4章 アートの空間—資生堂ギャラリー
- 第5章 銀ブラとグルメの楽しみ—資生堂パーラー
- 第6章 一九三〇年代の都市文化と『資生堂グラフ』『花椿』1933‐1940
- エピローグ 文化装置の崩壊—日中戦争以後
「BOOKデータベース」 より