近現代日本史と歴史学 : 書き替えられてきた過去
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書誌事項
近現代日本史と歴史学 : 書き替えられてきた過去
(中公新書, 2150)
中央公論新社, 2012.2
- タイトル別名
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近現代日本史と歴史学 : 書き替えられてきた過去
- タイトル読み
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キンゲンダイ ニホンシ ト レキシガク : カキカエラレテ キタ カコ
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注記
参考文献: p279-289
内容説明・目次
内容説明
近代日本の始まりは、ペリー来航ではなく、かつては天保の改革とされていた。高度成長期の公害問題が起こるまで、田中正造は忘れられた存在だった—。歴史は、新史料発見・新解釈により常に書き替えられる。特に近現代史は、時々の政治・社会状況の影響を受けてきた。本書は、マルクス主義の影響下にあった社会経済史をはじめ、民衆史、社会史という三つの流れから、近現代の歴史がどのように描かれ、修正されてきたかを辿る。
目次
- 序章 近現代日本史の三つのパラダイム
- 第1章 明治維新1—開国
- 第2章 明治維新2—倒幕
- 第3章 明治維新3—維新政権
- 第4章 自由民権運動の時代—変わる評価の主体
- 第5章 大日本帝国論—国家と天皇制の解明
- 第6章 日清・日露戦争の時代—一八九四〜一九一〇年
- 第7章 大正デモクラシー期—一九一〇年代〜二〇年代
- 第8章 アジア・太平洋戦争の時代—一九三一〜四五年
- 第9章 戦後社会論—同時代史の解明
「BOOKデータベース」 より