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美人の歴史

ジョルジュ・ヴィガレロ [著] ; 後平澪子訳

藤原書店, 2012.4

タイトル別名

Histoire de la beauté : le corps et l'art d'embellir de la Renaissance à nos jours

タイトル読み

ビジン ノ レキシ

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注記

「Histoire de la beauté : le corps et l'art d'embellir de la Renaissance à nos jours」Paris, Edition du Seuil, 2004の全訳

内容説明・目次

内容説明

ファッション、美容、エステは、いつ誕生したか?ルネッサンス期から現代までの「美人」と「化粧法・美容法」をめぐる歴史。当初、普遍的で絶対的なものとしてあった「美」は、「自分を美しくする」技術や努力が重要視されるなかで、個性的なもの、誰もが手にしうるものとして徐々に“民主化”され、現代の化粧品、ファッション、エステ、ダイエットが示すごとく、“美の追求”は万人にとっての強迫観念にまでなった。

目次

  • 第1部 啓示される美—十六世紀(記述されるからだ、序列化されるからだ;美人の「性別」;唯一の美;顔の炎と体液)
  • 第2部 表現力豊かな美—十七世紀(顔か胴か?;魂とフォルム;純化と圧縮のはざまで)
  • 第3部 感じられる美—十八世紀(機能的なものの発見;個人の美しさ;引き締まるからだ、美しくなるからだ)
  • 第4部 「求められる」美—十九世紀(ロマン主義の美;人体の勝利;美しくなるための市場)
  • 第5部 民主化された美?—一九一四‐二〇〇〇年(「現代のシルフィード」;スターに近づく;「消費のもっとも美しい対象」;「試練」としての美、現代の美)

「BOOKデータベース」 より

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