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拉致と決断

蓮池薫著

新潮社, 2012.10

タイトル読み

ラチ ト ケツダン

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注記

「波」2010年5月号~2012年7月号連載分に加筆・修正を施したもの

内容説明・目次

内容説明

「北」での24年間を初めて綴った迫真の手記!監視下の生活、偽装経歴、脱出の誘惑、洗脳教育、’94年核危機と開戦の恐怖、検閲を潜った親父の写真、飢餓と配給、電撃帰国の真相…感涙のドキュメント。

目次

  • 絶望そして光—このまま死ぬわけにはいかない
  • 人質—日本に引き留めようとする家族とも「戦わ」なければならなかった
  • 自由の海に溺れない—日本の自由は、私たちに興奮と戸惑いをもたらした
  • 自動小銃音の恐怖—この地の戦争に巻き込まれ、犬死するのが口惜しかった
  • 生きて、落ち合おう—これは父さんとおまえだけの秘密だよ
  • 煎った大豆を—配給が途絶えたという話が耳に入るようになった
  • 飢えの知恵—その男は小魚をわしづかみにして、洋服のポケットにねじ込んでいた
  • 配給だけでは食えない—私はトウモロコシが一粒落ちていても、拾うようになった
  • 望郷—丘の景色のむこうには、海があるような気がしてならなかった
  • 誘惑—川幅わずか三メートル。一、二、三歩で逃れられる!〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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