田中角栄 : 戦後日本の悲しき自画像
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書誌事項
田中角栄 : 戦後日本の悲しき自画像
(中公新書, 2186)
中央公論新社, 2012.10
- タイトル読み
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タナカ カクエイ : センゴ ニホン ノ カナシキ ジガゾウ
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注記
主要参考文献: p397-400
主要図版出典一覧: p400
田中角栄年譜: p402-408
内容説明・目次
内容説明
「コンピュータ付きブルドーザー」と呼ばれた頭脳と行動力で、高等小学校卒から五四歳で首相の座に就いた田中角栄。「新潟三区」という雪深い地盤に“利益誘導”を行い、「日本列島改造」を掲げた角栄は、戦後政治の象徴だった。だが彼の金権政治は強い批判を浴び、政権は二年半で終わる。その後も巨大な「田中派」を背景に力を持ったが、ロッキード事件では有罪判決が下った。角栄を最期まで追い続けた番記者が語る真実。
目次
- 第1章 青少年期の思い
- 第2章 政治の世界へ—無名の一〇年間
- 第3章 新潟三区—越山会と越後交通という力の源泉
- 第4章 閣僚としての手腕—岸・池田政権時代
- 第5章 権力トップへの道程—佐藤栄作の値踏み
- 第6章 首相時代—頂点からの滑落
- 第7章 ロッキード事件の衝撃—刑事被告人へ
- 終章 「今太閤」の栄光と死—判決後の圧勝と田中派離反
「BOOKデータベース」 より