古事記ワンダーランド
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書誌事項
古事記ワンダーランド
(角川選書, 514)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.10
- タイトル読み
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コジキ ワンダーランド
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注記
参考文献: p268-270
内容説明・目次
内容説明
命を言祝ぐ歌、愛しき人を恋い慕う歌、魂を鎮める歌…。112首の歌を収める『古事記』を歌謡劇として読み解くと、神々の息遣いが今ここに甦ってくる!自らの命を犠牲に子をなすイザナミ。母を知らず、乱暴狼藉を尽くした果てに一転、英雄神となるスサノヲ。蛇にも化身する恋多き神、大国主…。命の再生と祝祭、悲嘆と鎮魂に彩られた日本の始まりが見えてくる超『古事記』入門。
目次
- 序章 いざ、不思議の国へ!—「新世紀叙事詩」と「うたの力」(マニフェストの書『古事記』と、データベースとしての『日本書紀』;『古事記』は歌謡劇である ほか)
- 第1章 世界の誕生と神々のスペクタクル—『古事記』のコスモロジー(『古事記』との出会い;『古事記』は荒唐無稽か? ほか)
- 第2章 「怪物退治」と「うたの発生」—哀しみと統治の旋律(ファースト・シンガー、スサノヲ;怪物とは何か ほか)
- 第3章 「万物の生命」と「聖」の祝祭—動物・聖地・芸能(植物の想像=創造力;国つ神の原型、「蛇神」 ほか)
- むすび 『古事記』は永遠に新しい—「むすびの力」という驚異の哲学を讃えて(『古事記』の“古さ”の核心をなす「発生」という出来事;私たちの「今・ここ」が、イザナギ・イザナミの「今・ここ」と重なり合う ほか)
「BOOKデータベース」 より