書誌事項

異端の統計学ベイズ

シャロン・バーチュ・マグレイン著 ; 冨永星訳

草思社, 2013.10

タイトル別名

The theory that would not die : how Bayes' rule cracked the enigma code, hunted down Russian submarines, and emerged triumphant from two centuries of controversy

タイトル読み

イタン ノ トウケイガク ベイズ

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注記

主な参考図書: p479-480

参考文献: p481-504

内容説明・目次

内容説明

機械翻訳や人工知能から意志決定理論、暗号解読や遭難船捜索、画像解析、ビッグデータ解析など、現在、多分野で注目集めるベイズ統計。しかし、実はその二五〇年余の歴史の大半において、学界では異端視されてきた—。異端の理論はいかにして先端の理論となったか?初めて物語られる、ベイズ統計の数奇な遍歴!

目次

  • 第1部 黎明期の毀誉褒貶(発見者に見捨てられた大発見;「ベイズの法則」を完成させた男;ベイズの法則への激しい批判)
  • 第2部 第二次大戦時代(ベイズ、戦争の英雄となる;再び忌むべき存在となる)
  • 第3部 ベイズ再興を志した人々(保険数理士の世界からはじまった反撃;ベイズを体系化し哲学とした三人;ベイズ、肺がんの原因を発見する;冷戦下の未知のリスクをはかる;ベイズ派の巻き返しと論争の激化)
  • 第4部 ベイズが実力を発揮しはじめる(意思決定にベイズを使う;フェデラリスト・ペーパーズを書いたのは誰か;大統領選の速報を支えたベイズ;スリーマイル島原発事故を予見;海に消えた水爆や潜水艦を探す)
  • 第5部 何がベイズに勝利をもたらしたか(決定的なブレークスルー;世界を変えつつあるベイズ統計学)

「BOOKデータベース」 より

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