聖地巡礼 : 世界遺産からアニメの舞台まで

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聖地巡礼 : 世界遺産からアニメの舞台まで

岡本亮輔著

(中公新書, 2306)

中央公論新社, 2015.2

タイトル読み

セイチ ジュンレイ : セカイ イサン カラ アニメ ノ ブタイ マデ

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注記

参考文献: p221-228

内容説明・目次

内容説明

非日常的な空間である聖地—。観光地として名高い聖地には、信仰心とは無縁の人々が数多く足を運んでいる。さらに近年では、宗教と直接関係のない場も聖地と呼ばれ、関心を集めている。人は何を求めて、そこへ向かうのか?それは、どのような意味を持つのか?サンティアゴ巡礼や四国遍路、B級観光地、パワースポット、アニメの舞台など、多様な事例から21世紀の新たな宗教観や信仰のあり方が見えてくる。

目次

  • 序章 現代の聖地巡礼の背景(宗教と観光の結びつき;宗教から解放される現代社会—世俗化のプロセス ほか)
  • 第1章 聖なるものを求めて—巡礼者は何を見るのか(聖遺物の世界;聖母の出現 ほか)
  • 第2章 ゴールからプロセスへ—信仰なき巡礼者は歩み続ける(サンティアゴ巡礼の概要;現代のサンティアゴ巡礼 ほか)
  • 第3章 世界遺産と聖地—選別される宗教文化(世界遺産と宗教文化;多様な価値観 ほか)
  • 第4章 作られる聖地—なぜ偽物が本物を生み出すのか(新郷村とキリスト湧説;観光資源となった奇祭 ほか)
  • 第5章 私だけの聖地—パワースポットと祈りの多様性(日本の聖地とその背景;パワースポットの三類型 ほか)
  • 終章 現代社会と聖地巡礼(聖地の温度;アニメ聖地巡礼の展開—鷺宮神社の事例 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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