質的研究のための理論入門 : ポスト実証主義の諸系譜
著者
書誌事項
質的研究のための理論入門 : ポスト実証主義の諸系譜
ナカニシヤ出版, 2018.1
- タイトル別名
-
Crafting qualitative research : working in the postpositivist traditions
- タイトル読み
-
シツテキ ケンキュウ ノ タメ ノ リロン ニュウモン : ポスト ジッショウ シュギ ノ ショケイフ
大学図書館所蔵 件 / 全403件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
監訳: 箕浦康子
その他の訳者: 浅井亜紀子, 山下美樹, 伊佐雅子, 時津倫子, 村本由紀子, 藤田ラウンド幸世, 岸磨貴子, 灘光洋子, 岩田祐子, 谷口明子, 小高さほみ, 柴山真琴
原著 (M.E. Sharpe, c2005) の全訳
参照文献: p328-349
内容説明・目次
内容説明
シンボリック相互作用論からポストコロニアリズムまで。質的研究を生み出すさまざまな理論的系譜について、その考え方、基本的概念、豊かで興味深い研究事例、そして批判点についても的確に、そして明快に解説する。
目次
- 技(わざ)としての質的研究—ポスト実証主義の諸系譜と研究スタイル
- 1 解釈的アプローチの系譜(シンボリック相互作用論—自己と意味を求めて;解釈学—テクストの解釈;ドラマツルギーとドラマティズム—劇場・舞台としての社会生活;エスノメソドロジー—日常生活の成り立ち;エスノグラフィー—ネイティブの文化的理解)
- 2 深層構造に着目する系譜(記号論と構造主義—社会的現実の文法)
- 3 批判的アプローチの系譜(史的唯物論—階級、闘争、そして支配;批判理論—ヘゲモニー、知の生産、コミュニケーション行為;フェミニズム—中心的社会原則としてのジェンダー;構造化と実践の理論—権力という枠組のなかでの二元論を超えて)
- 4 「ポスト」がつく諸学派の系譜(ポストモダニズム—イメージおよび「真なるもの」との戯れ;ポスト構造主義—言説、監視、脱構築;ポストコロニアリズム—帝国主義を読み解き、抵抗する;結論—伝統、即興、質のコントロール)
「BOOKデータベース」 より