リバタリアニズム : アメリカを揺るがす自由至上主義

書誌事項

リバタリアニズム : アメリカを揺るがす自由至上主義

渡辺靖著

(中公新書, 2522)

中央公論新社, 2019.1

タイトル別名

リバタリアン・アメリカ「保守」と「リベラル」を超えて

タイトル読み

リバタリアニズム : アメリカ オ ユルガス ジユウ シジョウ シュギ

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注記

『中央公論』2018年4月号-2019年1月号に連載された「リバタリアン・アメリカ 「保守」と「リベラル」を超えて」を再構成し加筆・修正したもの

主要参考文献: p204-207

索引: p208-213

内容説明・目次

内容説明

アメリカ社会、とりわけ若い世代に広がりつつあるリバタリアニズム(自由至上主義)。公権力を極限まで排除し、自由の極大化をめざす立場だ。リベラルのように人工妊娠中絶、同性婚に賛成し、死刑や軍備増強に反対するが、保守のように社会保障費の増額や銃規制に反対するなど、従来の左右対立の枠組みではとらえきれない。著者はトランプ政権誕生後のアメリカ各地を訪れ、実情を報告。未来を支配する思想がここにある。

目次

  • 第1章 リバタリアン・コミュニティ探訪(フリーステート・プロジェクト;人類を政治家から解放しよう)
  • 第2章 現代アメリカにおけるリバタリアニズムの影響力(「デモクラシー・ギャング」から身を守れ;「私、鉛筆は」…)
  • 第3章 リバタリアニズムの思想的系譜と論争(自由思想の英雄たち;自由は不自由?)
  • 第4章 「アメリカ」をめぐるリバタリアンの攻防(アレッポって何?;アメリカのムッソリーニ)
  • 第5章 リバタリアニズムの拡散と壁(越境する「アイデアの共同体」;自由への攻防)

「BOOKデータベース」 より

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