老いのゆくえ
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老いのゆくえ
(中公新書, 2548)
中央公論新社, 2019.6
- タイトル読み
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オイ ノ ユクエ
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注記
「読売新聞」夕刊連載「時のかくれん坊」「日をめくる音」に一部加筆修正を行い改題し書籍化したもの
内容説明・目次
内容説明
運転免許を返納した。転倒が増えた—。85歳という新たな区切りを超えた作家が描く「老いの日常」。優先席での年齢比べ、一向に進まない本の整理、曲げた腰を伸ばす難しさ、隙を見ては襲ってくる眠気、病気との付き合い方。いずれも70歳代のころとは何かが徐々に変わっている。この先の時間に思いを馳せがなら、年齢を重ねるなかで生じる失敗や戸惑い、さらに発見や喜びも余さずつづる、老いの日々のスケッチ。
目次
- 1 新旧の不自由を抱えて(家と身体が共鳴する;空足を踏む恐怖 ほか)
- 2 もう運転しないのか…(もう運転しないのか…;家で和服だった年寄り ほか)
- 3 降りることへの恐れ(次に風呂を直すのは誰;年を取ってからの「待ち」 ほか)
- 4 老いることは知ること(一人の外出にまごつく;三度目は、転ぶまい ほか)
「BOOKデータベース」 より