話し手の意味の心理性と公共性 : コミュニケーションの哲学へ

書誌事項

話し手の意味の心理性と公共性 : コミュニケーションの哲学へ

三木那由他著

勁草書房, 2019.12

タイトル別名

Psychological and public aspects of speaker meaning : toward a philosophy of communication

タイトル読み

ハナシテ ノ イミ ノ シンリセイ ト コウキョウセイ : コミュニケーション ノ テツガク エ

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注記

博士論文「心理的であり公共的である意味について」 (京都大学, 2015年提出) をもとに、大幅に加筆修正を施したもの

英文要旨あり

文献一覧: 巻末pvii-xii

内容説明・目次

内容説明

グライス以来、話し手の意図を通して理解されてきた「話し手の意味」を、聞き手との共同体において生じる公共的な現象として捉えなおし、コミュニケーションの新たな捉え方を提示する。

目次

  • 話し手の意味の心理性と公共性
  • 1 意図基盤意味論(意図基盤意味論という枠組み—グライスの「意味」論文から;意図基盤意味論と意図の無限後退)
  • 2 意味と意図を切り離す(意図の無限後退はなぜ起きるのか?;意味と意図の関係)
  • 3 公共性を基礎に据える(共同性基盤意味論;話し手の意味の心理性を説明する)
  • 結論 共同性に根差したコミュニケーション

「BOOKデータベース」 より

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