戦後民主主義 : 現代日本を創った思想と文化

書誌事項

戦後民主主義 : 現代日本を創った思想と文化

山本昭宏著

(中公新書, 2627)

中央公論新社, 2021.1

タイトル読み

センゴ ミンシュ シュギ : ゲンダイ ニホン オ ツクッタ シソウ ト ブンカ

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注記

主要参考文献: p289-295

戦後民主主義関連年表: p297-316

内容説明・目次

内容説明

アジア・太平洋戦争の悲惨な経験から、多くの支持を得た戦後民主主義。日本国憲法に基づく民主主義・平和主義の徹底を求める思想である。だが冷戦下、戦争放棄の主張は理想主義と、経済大国化後は「一国平和主義」と批判され、近年は改憲論の前に守勢にある。本書は戦後の制度改革、社会運動から政治家、知識人、映画などに着目し、戦後民主主義の実態を描く。日本社会にいかなる影響を残したのか。その軌跡を追う。

目次

  • 第1章 敗戦・占領下の創造—戦前への反発と戦争体験
  • 第2章 浸透する「平和と民主主義」—一九五二〜六〇年
  • 第3章 守るべきか、壊すべきか—一九六〇〜七三年
  • 第4章 基盤崩壊の予兆—一九七三〜九二年
  • 第5章 限界から忘却へ—一九九二〜二〇二〇年
  • 終章 戦後民主主義は潰えたか

「BOOKデータベース」 より

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