星落ちて、なお
著者
書誌事項
星落ちて、なお
文藝春秋, 2021.5
- タイトル別名
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星落ちてなお
- タイトル読み
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ホシ オチテ、ナオ
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注記
初出: 別冊文藝春秋2019年7月号-2021年1月号
主要参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
不世出の絵師、河鍋暁斎が死んだ。残された娘のとよ(暁翠)に対し、腹違いの兄・周三郎は事あるごとに難癖をつけてくる。早くから養子に出されたことを逆恨みしているのかもしれない。暁斎の死によって、これまで河鍋家の中で辛うじて保たれていた均衡が崩れた。兄が河鍋の家を継ぐ気がないのは明白であった。弟の記六は根無し草のような生活にどっぷりつかっていて頼りなく、妹のきくは病弱で長くは生きられそうもない。河鍋一門の行末はとよの双肩にかかっているのだったが—。父の影に翻弄され、明治から大正を駆け抜けた女絵師の一代記。
「BOOKデータベース」 より