宗教と過激思想 : 現代の信仰と社会に何が起きているか

書誌事項

宗教と過激思想 : 現代の信仰と社会に何が起きているか

藤原聖子著

(中公新書, 2642)

中央公論新社, 2021.5

タイトル別名

宗教と過激思想 : 現代の信仰と社会に何が起きているか

タイトル読み

シュウキョウ ト カゲキ シソウ : ゲンダイ ノ シンコウ ト シャカイ ニ ナニ ガ オキテイルカ

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注記

参考文献: p236-242

内容説明・目次

内容説明

近年、危険とみなされる宗教に対して、「異端」にかわり、「過激」という表現がよく使われる。しかし、その内実は知られていない。本書は、イスラム、キリスト教、仏教、ユダヤ教、ヒンドゥー教、神道などから、過激とされた宗教思想をとりあげ、わかりやすく解説。サイイド・クトゥブ、マルコムX、ジョン・ブラウン、井上日召、メイル・カハネらの思想を分析し、通底する「過激」の本質を明らかにする。

目次

  • はじめに 「イスラム過激思想」という造語への疑問
  • 序章 宗教・過激に関わるいくつかの言葉
  • 第1章 「アンチ西洋」ではくくれない—イスラム系過激思想
  • 第2章 「弱き者のため」のエネルギーはどこから—キリスト教系過激思想
  • 第3章 善悪二元論ではないのに—仏教系過激思想
  • 第4章 ナショナリズムと鶏卵関係か—ユダヤ教・ヒンドゥー教・神道系過激思想
  • 第5章 過激派と異端はどう違うか
  • 終章 宗教的過激思想とは何か
  • おわりに 「宗教的過激思想」が照らし出すもの

「BOOKデータベース」 より

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