ルーズな文化とタイトな文化 : なぜ〈彼ら〉と〈私たち〉はこれほど違うのか

書誌事項

ルーズな文化とタイトな文化 : なぜ〈彼ら〉と〈私たち〉はこれほど違うのか

ミシェル・ゲルファンド著 ; 田沢恭子訳

白揚社, 2022.3

タイトル別名

Rule makers, rule breakers : how tight and loose cultures wire our world

ルーズな文化とタイトな文化 : なぜ彼らと私たちはこれほど違うのか

タイトル読み

ルーズナ ブンカ ト タイトナ ブンカ : ナゼ カレラ ト ワタシタチ ワ コレホド チガウノカ

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内容説明・目次

内容説明

静まりかえった東京の通勤電車と、騒々しいNYの電車—その違いの根底には“タイト/ルーズ”という文化の違いが潜んでいる。歴史や地理条件に応じて、世界にはルールに厳しい“タイトな文化”とそうでない“ルーズな文化”が存在し、それが国々の差異を生み出しているのだ。“タイト/ルーズ”のロジックを使えば、社会階級の格差、企業合併の失敗、組織内の対立、さらには国際紛争やテロなど、現代の多様な問題も読み解ける。長年にわたる国際調査に基づき、さまざまな社会集団の分断と差異を解読する画期的な研究。

目次

  • 第1部 基礎編—社会の根源的な力(カオスへの処方箋;「過去」対「現在」—変わるもの、変わらないもの;タイトとルーズの陰と陽;災害、病気、多様性)
  • 第2部 分析編—タイトとルーズはどこにでもある(タイトな州とルーズな州;「労働者階級」対「上層階級」—文化にひそむ分断;タイトな組織とルーズな組織—思いのほか重大な問題;セルフチェック—あなたはタイト?それともルーズ?)
  • 第3部 応用編—変動する世界におけるタイトとルーズ(ゴルディロックスは正しい;文化の反撃と世界の秩序/無秩序;社会規範の力を利用する)

「BOOKデータベース」 より

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