日本語の発音はどう変わってきたか : 「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅
著者
書誌事項
日本語の発音はどう変わってきたか : 「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅
(中公新書, 2740)
中央公論新社, 2023.2
- タイトル別名
-
日本語の発音はどう変わってきたか : てふてふからちょうちょうへ音声史の旅
- タイトル読み
-
ニホンゴ ノ ハツオン ワ ドウ カワッテ キタカ : 「テフテフ」カラ「チョウチョウ」エ、オンセイシ ノ タビ
大学図書館所蔵 件 / 全313件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
問題「母とは二度会ったが父とは一度も会わないもの、なーんだ?」(答・くちびる)。この室町時代のなぞなぞから、当時「ハハ」は「ファファ」のように発音されていたことがわかる。では日本語の発音はどのように変化してきたのか。奈良時代には母音が8つあった?「行」を「コウ」と読んだり「ギョウ」と読んだり、なぜ漢字には複数の音読みがあるのか?和歌の字余りからわかる古代語の真実とは?千三百年に及ぶ音声の歴史を辿る。
目次
- 序章 万葉仮名が映す古代日本語音声—唐代音からの推定
- 第1章 奈良時代の音声を再建する—万葉びとの声を聞く
- 第2章 平安時代語の音色—聞いた通りに書いた時代
- 第3章 鎌倉時代ルネサンスと仮名遣い—藤原定家と古典文学
- 第4章 宣教師が記録した室町時代語—「じ」「ぢ」、「ず」「づ」の合流と開合の別
- 第5章 漢字の音読みと音の歴史—複数の読みと日本の漢字文化
- 第6章 近世の仮名遣いと古代音声再建—和歌の「字余り」から見えた古代音声
「BOOKデータベース」 より