日ソ戦争 : 帝国日本最後の戦い

書誌事項

日ソ戦争 : 帝国日本最後の戦い

麻田雅文著

(中公新書, 2798)

中央公論新社, 2024.4

タイトル読み

ニッソ センソウ : テイコク ニホン サイゴ ノ タタカイ

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注記

参考文献: p274-283

日ソ戦争関連年表: p286-290

内容説明・目次

内容説明

日ソ戦争とは、1945年8月8日から9月上旬まで満洲・朝鮮半島・南樺太・千島列島で行われた第2次世界大戦最後の全面戦争である。短期間ながら両軍の参加兵力は200万人を超え、玉音放送後に戦闘が始まる地域もあり、戦後を見据えた戦争だった。これまでソ連の中立条約破棄、非人道的な戦闘など断片的には知られてきたが、本書は新史料を駆使し、米国のソ連への参戦要請から各地での戦闘の実態、終戦までの全貌を描く。

目次

  • 第1章 開戦までの国家戦略―日米ソの角逐(戦争を演出したアメリカ―大統領と米軍の思惑;打ち砕かれた日本の希望―ソ連のリアリズム)
  • 第2章 満洲の蹂躙、関東軍の壊滅(開戦までの道程―日ソの作戦計画と動員;ソ連軍の侵攻―八月九日未明からの一ヵ月;在満日本人の苦難;北緯三八度線までの占領へ)
  • 第3章 南樺太と千島列島への侵攻(国内最後の地上戦―南樺太;日本の最北端での激戦―占守島;岐路にあった北海道と北方領土;日ソ戦争の犠牲者たち)
  • 第4章 日本の復讐を恐れたスターリン(対日包囲網の形成;シベリア抑留と物資搬出)

「BOOKデータベース」 より

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