アファーマティブ・アクション : 平等への切り札か、逆差別か
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書誌事項
アファーマティブ・アクション : 平等への切り札か、逆差別か
(中公新書, 2811)
中央公論新社, 2024.7
- タイトル別名
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アファーマティブアクション : 平等への切り札か逆差別か
- タイトル読み
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アファーマティブ・アクション : ビョウドウ エノ キリフダ カ、ギャクサベツ カ
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注記
参考文献: p225-232
内容説明・目次
内容説明
「積極的差別是正措置」と訳されるアファーマティブ・アクション。入試や雇用・昇進に際して人種やジェンダーに配慮する取り組みだ。1960年代、公民権運動後のアメリカで構造的な人種差別解消のため導入されたが、「逆差別」「優遇措置」との批判が高まる。21世紀には多様性の推進策として復権するも、連邦最高裁は2023年に違憲判決を下した―。その役割は終わったのか。アメリカの試行錯誤の歴史をたどり考える。
目次
- 序章 なぜアファーマティブ・アクションが必要だったのか
- 第1章 いかに始まったのか―連邦政府による差別是正政策
- 第2章 それは「逆差別」なのか―転換点としてのバッキ裁判
- 第3章 反発はいかに広がったのか―「文化戦争」のなかの後退
- 第4章 いかに生き残ったのか―二一世紀の多様性革命
- 第5章 なぜ廃止されたのか―アジア系差別と多様性の限界
- 終章 どのように人種平等を追求するのか
「BOOKデータベース」 より