消費者と日本経済の歴史 : 高度成長から社会運動、推し活ブームまで
著者
書誌事項
消費者と日本経済の歴史 : 高度成長から社会運動、推し活ブームまで
(中公新書, 2815)
中央公論新社, 2024.8
- タイトル別名
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消費者と日本経済の歴史 : 高度成長から社会運動推し活ブームまで
- タイトル読み
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ショウヒシャ ト ニホン ケイザイ ノ レキシ : コウド セイチョウ カラ シャカイ ウンドウ、オシカツ ブーム マデ
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注記
参考文献: p234-242
内容説明・目次
内容説明
SDGs、応援消費、カスハラなど、消費者にまつわる用語に注目が集まっている。背景にはどのような潮流があるのか。本書は、一九六〇年代の消費革命から、平成バブル、長期経済停滞、現在までを、消費者を通して読み解く。生産性向上運動、ダイエー・松下戦争、堤清二とセゾングループのビジョン、セブン‐イレブンの衝撃、お客様相談室の誕生などを論じ、日本経済の歩みとともに変貌してきた消費者の姿と社会を描き出す。
目次
- 序章 利益、権利、責任、そしてジェンダー
- 第1章 消費者主権の実現に向けて―一九六〇年代〜七〇年代初頭(高度経済成長と消費革命;消費者主権という理念;日本消費者協会とかしこい消費者;ダイエー・松下戦争の構図)
- 第2章 オルタナティブの模索と生活者―一九七〇年代半ば〜八〇年代半ば(石油危機後の日本経済と生活の質;生活クラブの消費材;大地を守る会と有機農業運動;堤清二のマージナル産業論)
- 第3章 お客様の満足を求めて―一九八〇年代後半〜二〇〇〇年代(長期経済停滞への転換と消費者利益;顧客満足の追求とそのジレンマ;セブン‐イレブンにとってのお客様;お客様相談室の誕生)
- 終章 顧客満足と日本経済―二〇一〇年代〜(現代史から見えたもの;新たな潮流―エシカル消費、応援消費、推し活)
「BOOKデータベース」 より