古代哲学史 : タレスからアウグスティヌスまで
著者
書誌事項
古代哲学史 : タレスからアウグスティヌスまで
みすず書房, 1987.3
- タイトル別名
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An introduction to ancient philosophy
An introduction to ancient philosophy : from the beginning of Greek philosophy to St. Augustine
- タイトル読み
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コダイ テツガクシ : タレス カラ アウグスティヌス マデ
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注記
参考文献目録: 巻末pxvi-xxxix
その他のタイトルは標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
最初の哲学者であるミレトス派のタレスから中世哲学の礎をきずいたアウグスティヌスまでを視野におさめた本書は、古代を生きた個々の哲学者が、先人の思想をどう受けとめ、解釈したかを余す所なく伝えている。
目次
- 初期哲学者たち(ミレトス派—タレス、アナクシマンドロス、アナクシメネス;オルペウス教;初期ピュタゴラス派とミレトス派がのちの哲学に与えた影響;ヘラクレイトスとパルメニデス;オルペウス=ピュタゴラス派およびクセノパネスとの関係;ゼノンのパラドックス;エンペドクレス;アナクサゴラス;原子論者たち—レウキッポスとデモクリトス;ヒポクラテスの医術学派と哲学;プラトンと初期哲学者たち)
- ソフィストとソクラテス
- プラトン—生涯と著作、イデア論と心魂論、イデア界の構造と正しい思考法、可視界の形成、神学、倫理学、政治理論
- アリストテレス—生涯と著作プラトン死後のアカデメイア論理学プラトン批判、基本的思想と自然の哲学、神学とプシューケー論、倫理学と政治学
- ヘレニズム時代の哲学(ストア派の起源、古代哲学の系譜、アンティステネス、他の小ソクラテス派;クラテスとゼノン;ストア派の論理学、知識論;エピクロス、生涯と著作;懐疑派—ピュロン;懐疑的アカデメイア—アルケシラオスとカルネアデス)
- 初期ローマ帝政時代の哲学—プラトン主義の復興(ポセイドニオス、後期異教哲学の一般的世界観;神の思想としてのイデア;キケロの役割)
- ギリシア=キリスト教思想の始まり—フィロン、護教家たち
- テルトゥリアヌス、アレクサンドリア学派
- プロティノス—著作と生涯、一者、神的知性、心魂と質料界
- 後期新プラトン主義者たち(ポルフィリオス;ヤンブリコス;東方の諸学派、新プラトン主義と異教神学、プロクロス;ダマスキウス、新プラトン主義に立つアリストテレス註解者たち)
- アウグスティヌスと古代思想の変容
「BOOKデータベース」 より