子どもの世界をどうみるか : 行為とその意味
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子どもの世界をどうみるか : 行為とその意味
(NHKブックス, 526)
日本放送出版協会, 1987.5
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コドモ ノ セカイ オ ドウ ミルカ : コウイ ト ソノ イミ
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内容説明・目次
内容説明
子どもの願いを無視して、大人が一方的に発達課題を強制すると歪みが生じやすい。日々、保育の実践にたずさわる著者は、一見、理解しがたい幼児の遊びや描画を、子どもの世界の表現とみることによって、その心を理解する。本書は、子どもと共生しつつ子どもの世界が育つのを見守る真摯な保育論。従来の発達心理学がきり捨てた子どもの生きた姿を捉える人間学的児童心理学の新しい試みである。
目次
- 第1章 描画と子どもの世界—理解しがたいことを理解する過程(子どもの世界の発見;子どもの体験が表現される描画;人間の表現;描画にあらわれた対極のイメージ;個性を発揮しつつ共生すること)
- 第2章 遊びと子どもの世界—理解しつつ共生する過程(子どもの生活に参与すること;子どもの世界に出会う—表現としての理解;子どもとの生活を形成すること—保育の現在的性格;自己実現の体験の欠如から生じたと思われる行為;省察における理解)
- 終 人間学的児童心理学へ
「BOOKデータベース」 より